総合商社伊藤忠商事 20時以降の退社を30%→6%に変えた「朝型勤務」制度とは?

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朝型勤務と名付けているので、ほとんどのひとが夜行っていた時間外勤務を前倒し、朝仕事をすることによって20時以降に退社するひとを減らしたということだと予想できますが、その取り組みを詳しく見てみたいと思います。

<取り組み概要>
その1
深夜勤務(22:00-5:00)の「禁止」、20:00-22:00勤務の「原則禁止」。但し、やむを得ず20:00以降勤務が必要な場合は事前申請の上、認める。

その2
早朝勤務時間(5:00-8:00)は、インセンティブとして、深夜勤務と同様の割増し賃金(時間管理対象者:150%/時間管理対象外:25%)を支給する。
7:50以前始業の場合、5:00-8:00の割増率を8:00-9:00にも適用。

その3
健康管理の観点から8:00前始業社員に対し、軽食を支給する。
screenshot3

↑時間外勤務が9時前にも適用するようになり、下図が示すように夜型から朝型にシフトするイメージです。
screenshot
screenshot23

↑実際2012年の導入前と比べると、
・20時以降の退社の割合は30%→6%に
・22時以降は10%→0%
逆に
・8時前の時間外勤務の割合は20%→40%に増えています。
screenshot1

↑トータルで一人あたり月にどのくらい時間外勤務をしているかは、下記の表からみると総合職で月に46時間ですので36協定ギリ超えているようです。

参考:36協定
screenshot2

 

夜型でズルズルとエンドレスに時間外勤務が伸びてしまっていたのを改善したよい事例だと思います。ご参考ください。

週休どっとねっとです。